【なぜ社名変更!?】フェイスブック 社名を「Meta(メタ)」へ変更

こんにちはミヤヒロです

本日も日経新聞から、「フェイスブックの社名変更」の記事を取り上げ解説させて頂きたと思います

本日の記事は、2021/10/30 朝刊の2面に掲載されています

アメリカGAFAの一角である超巨大企業フェイスブックが、なぜ社名変更をしたのか、興味がある方多いのではないでしょうか?

また最近、元社員の内部告発が話題となってましたよね。そこについても少し触れながら解説しようと思います

ではさっそく記事の簡単要約です

  • フェイスブックは会社設立以来の社名を「Meta(メタ)」へ変更することを発表した
  • 社名変更の背景は、新しく仮想現実(VR)や拡張現実(AR)環境で人々が交流できる仮想空間サービス事業を立上げ、現在のSNS事業からのイメージ転換を図る
  • しかし、Meta(元フェイスブック)をとりまく環境は厳しく、退職者の内部告発により「自社利益を重視したアプリの危険な仕様」について議会から問題視されてお、新事業の収益化までの道のりは厳しいものになると予想されている

記事の全文を読みたいかたはコチラ

 

「Meta(メタ)」とは? なぜそうしたのか?

メタはギリシャ語で「先に」という意味であり、新事業である仮想現実(VR)拡張現実(AR)のサービスを「メタバース」と名付けた。会社名は次の軸とする事業名から引用した。
フェイスブックといえば、買収したインスタグラムも成長してるし
新しく始める事業も投資家から期待を集めてるんじゃないかな?
それがそうでもないんだよね
急に出てきてビックリした! どういうこと?
Name
フェイスブックは近年、2016年の大統領選挙での誤情報拡散問題や、
インスタグラムの買収を巡り独占禁止法違反の批判があったりと
米政府からの風当たりはあまり良くないんだ
さらに最近もこんな問題が起きているんだ

元社員による内部告発問題


2021年9月、元社員(フランシス・ホーゲン氏)が米メディアや議会に、フェイスブックに設定されているアルゴリズム危険性について、内部告発をしたことが問題になっている
証言によると、フェイスブックは、人が怒りや悲しみなど極端な感情を抱く投稿に注目し、そういった情報がより多く拡散される傾向があることを利用し、利用者の画面に「憎悪」「暴力」「誤情報」など、感情を刺激するような投稿が多く表示されるよう、アルゴリズムを意図的に設定しているとのこと
※この告発について、フェイスブックは証言が事実にもとづかない誤った情報であると反論している
このような利用者の安全を無視した利益優先の方針が、人々の怒りや孤立、社会の分断を助長していると、ホーゲン氏は米議会の公聴会で主張
ホーゲン氏が持ち出した数千枚におよぶ内部告発資料は、イギリス議会やアメリカ証券取引委員会(SEC)にも提出されており、今後フェイスブックへの追求は強まっていくことが予想される
厳しい状況だね。。。そういえば前に発表したリブラっていう
仮想通貨事業もなんかバッシングされてたよね?
各国政府や中央銀行からかなり批判を受けてたね
リブラのことについては説明すると少し長くなるから
また今度解説するよ
今回は、超有名なインスタグラムを運営しているフェイスブック社の社名変更について、現在抱えている問題に触れながら解説させていただきました
これまで、取引先企業の社名変更を知ってもあまり関心を持たなかったですが、変更するのにはそれなり理由があり、背景には企業の重要なメッセージがあることを改めて認識しました
また、これまでSNS事業で一躍大成功を収めたフェイスブックが、この環境下でどのように事業転換するのか楽しみです
観た方はわかってくれると思いますが、この記事を書きながら、大学生の頃に好きだった映画、「ソーシャル・ネットワーキング」をもう一度観たくなりました(笑)